肩痛


くび・肩・背中の痛みに悩む人は、いつの時代もなくなることはありません。厚生労働省の調査によると、「気になる症状」として肩こりを挙げる人は、男性では腰痛に次いで第2位、女性では第1位となっています。
肩こりは、くび・肩・背中の筋肉の緊張が続くことで血行障害を起こし、筋肉が疲労してしまった状態のことを指します。「頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)」とも呼ばれ、違和感・だるさ・しびれ・鈍痛などを伴います。
人類の進化の過程で2足歩行となり、肩や首への負担が増えました。約6〜7kgもある頭部を支えるため、肩の筋肉には常に大きな負担がかかっています。その上、デスクワークや長時間の同じ姿勢、ストレスや冷えによる血行不良が肩こりを悪化させます。
肩こりは放置すると慢性化しやすく、悪化すると頭痛や腕のしびれなど他の症状を引き起こすこともあります。施術によって筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することで、症状を和らげることができます。また、日常生活での姿勢改善やストレッチを取り入れることで、肩こりを予防することが可能です。
頭痛




頭痛の症状に悩む方は非常に多いですが、その原因はさまざまです。一般的に、頭痛は「器質的なもの」と「機能的なもの」に分けられます。器質的なものは脳の病気が原因となるもので、機能的なものは片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛・神経性の頭痛など、脳に異常が見られないものを指します。
特に、長時間のスマートフォンやパソコン使用により、目の疲れや肩こりが悪化し、血流が滞ることで頭痛を引き起こすことがあります。集中して画面を見ていると、まばたきの回数が通常の4分の1にまで減ると言われており、目の乾燥や眼精疲労が発生し、それが頭痛につながることもあります。
また、猫背などの姿勢不良は肩や首の筋肉を緊張させ、血流を悪化させるため、脳への酸素供給が不足し、頭痛を引き起こす要因となります。さらに、自律神経の乱れが原因となることもあり、ストレスや睡眠不足が影響すると、血管が拡張・収縮を繰り返して痛みを引き起こします。
施術を通じて血流を促進し、筋肉の緊張を和らげることで、症状を軽減できます。日常生活では、目を休める時間を確保し、ストレッチや軽い運動を取り入れることが、頭痛の予防につながります。
ゆがみ


骨盤矯正施術は、女性にとって特にメリットの多い施術です。骨盤は、私たちの内臓を正しい位置に保ち、体のバランスを支える役割を担っています。しかし、日常の姿勢や動作のクセによって、知らず知らずのうちにゆがみが生じ、さまざまな不調を引き起こします。
例えば、椅子に座るときに足を組む・片方の肩にだけバッグをかける・頬杖をつくなどの習慣は、骨盤の歪みの原因となります。こうしたクセが続くと、筋肉のバランスが崩れ、常に緊張が生じることで腰痛・肩こり・膝痛などが発生しやすくなります。
さらに、骨盤のゆがみは、内臓の位置にも影響を与え、代謝の低下や内臓機能の低下を招きます。その結果、太りやすい体質になったり、むくみや便秘を引き起こしたりすることもあります。
骨盤矯正を行うことで、骨格のバランスが整い、筋肉への負担が軽減されます。また、自律神経が整うことで、代謝が向上し、冷えやむくみの改善も期待できます。
普段の姿勢を意識しながら、適切な施術を受けることで、身体の負担を軽減し、健康的な生活を送りましょう。
腰痛



腰痛は多くの人が抱える悩みであり、その原因はさまざまです。腰には、上半身を支え、日常の動作をスムーズに行うための重要な役割があります。しかし、長時間の座り仕事・運動不足・姿勢の悪さなどが原因で負担が蓄積し、痛みを引き起こします。
腰痛には「急性腰痛」と「慢性腰痛」があります。急性腰痛は、ぎっくり腰のように突然の激しい痛みを伴うもので、通常は数日~1週間ほどで改善します。一方、慢性腰痛は3ヶ月以上続く腰の不調で、放置すると悪化しやすくなります。
腰痛の多くは、骨盤や背骨のゆがみが関係しており、筋肉のバランスが崩れることで症状が長引くことがあります。特に、姿勢の乱れや長時間のデスクワークが原因となるケースが多く、腰への負担を減らすことが重要です。
施術によって骨格のバランスを整え、血流を改善することで、痛みの軽減や回復を促すことが可能です。また、普段の姿勢を見直し、適度なストレッチや運動を取り入れることで、腰痛を予防することができます。慢性的な痛みに悩んでいる方は、早めのケアを心がけましょう。
膝痛・足痛


膝の痛みに悩む方は多く、特に年齢を重ねるごとに関節のトラブルを抱えるケースが増えます。膝痛の原因はさまざまで、関節の摩耗や炎症、筋力の低下、姿勢の乱れなどが関係しています。
膝関節は、大腿骨と脛骨が関節軟骨によって保護されており、日常の動作をスムーズに行うために重要な役割を果たしています。しかし、加齢や膝への過度な負担によって軟骨がすり減ると、関節内に炎症が起こり、腫れや痛みが生じます。
代表的な膝の疾患には「変形性膝関節症」「ランナー膝」「ジャンパー膝」などがあります。特に変形性膝関節症は、中高年に多く、膝の軟骨が摩耗することで痛みやこわばりが生じる症状です。
また、膝の痛みは骨盤や足の骨格のゆがみによって悪化することもあります。膝にかかる負担を軽減するためには、姿勢の改善や関節の動きをスムーズにすることが重要です。
施術によって膝関節の調整を行い、血流を改善することで、痛みを和らげることが可能です。また、筋力を適度に鍛え、膝への負担を減らすことで、長期的な健康維持につながります。膝の痛みが気になる場合は、早めに適切なケアを行いましょう。